2015.09.09 夜 豚汁>とんかつ>びーふかつの順におススメです。@とんかつ山本 とんかつ・揚げ物 京都市 3000円〜4999円 ★★★★☆ 暖簾には「技」の文字。こちらのほうが圧倒的に目立つ。『とんかつ山本』の看板が見当たらず通り過ぎてしまった。それほど強調された「技」。拝見させていただきます。 暖簾をくぐるとカウンターのみの空間。技を堪能にするにはもってこいです。街の賑やかなとんかつ屋と雰囲気が違い、清潔感があり静かな印象。(街のとんかつ屋が汚いというわけではないですよ。) メニューはなぜか全部ひらがな。昼食のさーびすめにゅーは、へれかつ、ろーすかつ、へれびーふかつ、みんちかつの定食。とんかつ屋なのになぜか「へれびーふかつ定食」(4000円)を選択。金額が圧倒的に高いものが一番いいものと考えてしまう精神的な貧乏性なのです。 醤油さしのセンスや冷えた器で供される辛子など、細かい気遣いはやはり京都。並のとんかつ屋ではないことを再確認。 まずは「切り干し大根」。柔らかく味が染み込み、ふんわりした食感。出汁がいいのだろうかとても美味しい。 ビーフのヒレは赤みが残る若干レアな仕上げで格段の柔らかさ。甘めソースは個人的につらい。洋食屋のカツレツのような粒子の細かいパン粉は好み。さすがの「技」が光ります。 ちなみに、ちょっと拝借した「へれかつ」は柔らかさまで味まで素晴らしい。やはりとんこつに行くべき店だったかもしれない。 たがしかし!今日のランチの優勝は、花山椒入りの豚汁。豚の旨味と花山椒の辛味が完全に融合。これを食べて、さらにとんかつを選択しなかった後悔の念が強まりました。 ―とんかつ山本075-231-4495京都府京都市中京区新烏丸通二条上ルhttps://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26006075/