2015.08.22 昼 人形町行列ランチの1つ。このコースは計算し尽くされている!?@天ぷらみやび 天ぷら 東京・日本橋 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 人形町の行列ランチの1つ。オープンの11時半にはすでに行列を作り、遅くとも13時には店じまい。店内の撮影禁止ということもあり、近所に住みながら謎のままだった天ぷら屋。 この日は12時40分くらい。なんとなんとの行列なしで、迷わず入店。カウンターの中では、リズムカルに動く手際のよく店主が天ぷらと向き合う。女将さん?の動きも機敏でお二人で人気店を取り回すだけの器量をお持ちのようだ。 メニューは2つ。「カウンターランチコース」と「かき揚げ天丼」のみ。コースの方には同じかき揚げの小天丼がつくようだ。大は小を兼ねる。迷う必要がございません。 「カウンターランチコース」海老の頭入りの「赤出汁」とともに少なめの「ご飯」と「漬物」が膳に用意される。ご飯を少なめにしてるのは最後にかき揚げの丼がつくため。 職人の腕から最初に生まれるのが「海老」。ホクホクな仕上がりで、ややしっとりした食感なのが特徴的。続いて「ホタテ」。揚げて直ぐ生醤油に晒されるためタレと衣が一体化。しつこくもならない天ぷららしいからっとした食感を残すのが素晴らしい。 揚げたての「南瓜」は海老同様素材にしっかり熱が伝わりホクホクな仕上げ。二分の一サイズの「穴子」は少々衣が重たかったかな。 「蒟蒻」も素材に熱がしっかり伝わる。偶然かもしれないが、熱をキープできる食材が多い印象。熱々なものばかりの提供は撮影禁止の発想とリンクしてるのかな?温かいものを食べて欲しいみたいな。 最後の〆は「かき揚げ小天丼」タレの中に天種を豪快に漬け込む。この時の音と香りがカウンター全体に広がる。タレの風味をもったかき揚げは無敵。ご飯との相性は説明するまでもないでしょう。タレをくぐらせた分しつこさは生姜を活用してきっちり対応。もう1つの天丼をいただいたもあっさりいただけることを確信。 全てをロジカルに説明されたようなコース。こちらの勝手な想像かもしれないが、納得感の多いランチだった。このコースが1550円というのは、行列するも必至のことだ。 述べ1000件以上もご飯を食べていれば撮影禁止の店も珍しくない。理由は様々だろうが、誰の何のためかは幾つかにしか大別されない。「自分のため」「他人のため」「料理のため」「店のため」くらいだろう。額に汗して働く店主は礼儀を踏まえた素晴らしい接客をなさる。彼の人柄や所作から推定するに、カウンターなので他人に迷惑がかかる、熱々の天ぷらを食べて欲しいといったところか。 ―天ぷらみやび東京都 中央区 日本橋人形町 2-26-14https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13018148/