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2015.04.29 昼

夢にまで見た伝説の蕎麦をついに、、、@達磨 雪花山房

そば

芸北・三段峡

そば打ち名人の高橋名人の伝説の店。土日のみで1日限定300食のプレミアムチケット。広島市街から車で1時間の山中、すれ違う車は全てこの蕎麦の聖地への道のりといって言い過ぎではない。この距離感も伝説化の一因と考えていいだろう。

そして2015年のGWをもって閉店。70歳を越えて引退という向きかと思ったら、全国に蕎麦を伝えるため、次は大分の地へ。むしろ精力的な活動です。東京在住からするとどんどん西へ離れていってしまいます。

通常は11時開店。駆け込み需要のリスクも考えて7時台の出発。伝説に近づく緊張感は、イスラム教でいえばメッカの巡礼のような趣。

山中を登る車が大きな渋滞を作る。こんな話は聞いてない。二時間も前に行けば十分との噂。初夏を感じる蒸し暑い広島で冷や汗が出る。途中で車を降り頂上へ。

夢にまでみた光景。美しく手入れされた庭、満開に咲き誇る牡丹の木。さながら国立公園にさえ見える芸術に魅入る暇さえない。

300人なんてレベルではない。全くもって入れない。絶望。読みの甘かった自分に対する怒り、いつでも来れると先延ばしにした悔しさ、様々な感情が生まれるがポジティブなものはない。

夢にまでみた蕎麦が目の前にあるのに、、、せめて空気を味合おう。思いっきり深呼吸をしよう。

せめてもの救いの手。お土産の乾麵を買って帰る。こんなに食わないだろうが、悔しさが計算能力を奪う。12人前も買ってやったぜ。単身のおいらの食事が蕎麦に染まることが決定。

この味はまた後日レビューにて。


達磨 雪花山房
広島県 山県郡北広島町 長笹 636-1
https://tabelog.com/hiroshima/A3408/A340801/34000168/

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