2015.03.14 夜 唯一無二の絶品「うずら鍋」をご堪能あれ!@四季の味 ふじ芳 居酒屋・定食 両国・錦糸町・小岩 3000円〜4999円 ★★★★☆ うずら鍋って知ってる?鍋といえば土地や時代によって千差万別。歴史的な郷土料理であるもつ鍋、きりたんぽ鍋、石狩鍋や昨今ではトマト鍋やラー油鍋といった風変わりなものまで枚挙にいとまがない。 冒頭のうずら鍋。浅草橋の駅近くで34年営業を続けるご主人考案の『ふじ芳』が提供する唯一無二の鍋である。何十年も愛されたれっきとした鍋料理なのでございます。この絶品のうずら鍋はまた後で。 暖簾をくぐると最初に見えるのはご主人と女将さんの笑顔。屈託のない表情で、全身から好感度を放っております。カウンターの席をいただきましたが、テーブル上の所狭しと並べられたおばんざいにほっこり。「ただいま」と言ってしまいそうな家庭的な雰囲気です。外観も大衆居酒屋のような雰囲気で敷居は低い。 おばんざいや美味しいそうなメニューに目移りしてしまうので、今回はコースをいただくことに。 【お通し】タコのポン酢和えタコのぷるっとした身に玉葱やネギをあしらい紅葉おろしで味を整える。お通しとは食欲をそそるためのものです。役割を果たします。 【煮物】おばんざい里芋、揚げ出し豆腐、かぼちゃ、大根、えんどう豆、筍。皮むきなどは当然として、丁寧な調理の一端を伺えます。ほっこりするわぁ。 【刺身】鰤、赤身、〆鯖、平目どれも平均点は超えています。新鮮で妥協のない仕入れなのでしょう。寒ブリの脂が豊かさは旬たる由縁 【焼き物】柳かれい干し焼きカレイの中でも、最も上品と呼ばれるだけあります。美しい焼き目にしっかりした身の強さ。失礼ながら、まさかこの外観の店で出会えるとは…。ごめんなさい。 【揚げ物】えびしんじょう揚ほとんどの天ぷらにえびしんじょうを活用。普通に懐石料理の域ですよ。ふきのとう、茄子、しそ巻、蓮根、磯辺。特につなぎを使わない分、素材そのものの旨味を楽しむことができます。レベル高い! 【鍋】うずら鍋さて、真打ち登場。白菜、椎茸、春菊、ネギと鍋の定番具材とともに登場したうずらは、見た目がキレイなピンク色。 なんと羽と心臓以外は全て使っているそうです。つくねの要領で大量に投入されて、優しく甘めの出汁をベースにうずらの旨味が溶け出します。 骨を残らないように二度も三度も挽いて、丁寧に処理しているそうですが、少し残った軟骨ような食感と旨味が素晴らしい。 これだけのコースが一人4200円。信じられないお値打ちと新しい食事との出会い、何よりほっこりする店の雰囲気とご主人の笑顔。それだけでも価値がありますよね。オススメしたいお店の1つとなりました。 ちなみに、あるアンケートで日本人が一番好きと答えたのは「キムチ鍋」だそうです。おいらは、これからうずら鍋って答えようと思います。話の種になりそうでしょ? ―四季の味 ふじ芳03-3631-0408https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13220723/