2015.02.28 夜 昭和にタイムスリップできる大衆酒場!女将のキャラクターが秀逸。@みたかや酒場 居酒屋・定食 両国・錦糸町・小岩 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 菊川駅。およそ初めて降り立つエリア。というか名前も初めて聞きました。自転車という抜群の行動力を手にして人形町からやってきました。 周辺にはまばらにしかネオンはない。どうやら昔は飲み屋ばっかりの環境だったそうですが、めっきり少なくなってしまったようです。知る人は、すっかり寂しくなったと言うでしょうが、店内に入れば、すぐに昔にタイムスリップできるのではないでしょうか。 店内は常連さんで埋め尽くされ、一分の隙もない。たまたますれ違いで空いた2席に滑り込んだレベルです。大きく調理場を囲うようにして描いたコの字のカウンター。高さがあるのは立ち飲み時代の名残だそう。 食事の前にもう1つだけ。女将のキャラクターが面白いんです。まず、コの字の頂点にあたる位置にどっかり座ってらっしゃいます。常連さんと談笑しながら、たまに注文入ったよーと店主さんに伝えるのみ。体つき含めて安心感のある女将さんで、なんとも居心地がいい。思わず、ただいまと言ってしまいそうな錯覚に陥ります。一方、大将は寡黙に料理を続けるこの絶妙なバランスが見ていて非常に面白い。 メニューは非常に豊富。壁一面に体系的に整理されることなく酒のアテの名前が並ぶ。 ・もつ煮込み…甘い。濃厚な味付けなので、酒はすすむ。 ・シメサバ ・漬けマグロの焼き…おススメ。焦げ目が香ばさを醸し出す。 ・マグロの尾っぽの煮付け…すすめられたけど、これでマグロ三昧に。笑 ここで料理のよしあしを語るのは粋ではない。単純にお酒と相性はいいし、下町の大衆居酒屋らしい居心地の良さは前述の通り。さらに、2杯ずつの計4杯で、二人で4000円。コスパ的には神の領域ですわ。 女将の作るというでっかいおむすびは遠慮したおいら。ダイエットなぞがちらつき、これこそ粋な振る舞いではなかった。反省。ちなみに、トイレでたときに頭打ちやすいから気を付けて。 ―みたかや酒場03-3632-4744東京都江東区森下4-20-3https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13023536/