2015.02.24 夜 末広がりの八。縁起のいい名前で再出発の絶品焼肉。@ホルモン・焼肉 8 hachi 焼肉・肉料理 六本木・麻布・広尾 5000円〜9999円 ★★★★☆ 西麻布で焼肉!と言えば、叙々苑!、最近だと『うしごろ!』となるのでしょうか。敢えて新規の焼肉への挑戦を試みます。 西麻布の乃木坂方面にいった路地裏。あれ?ここはおやじのせがれがあった所ではないですか。2013年に青山一丁目の『おやじ』の暖簾分けを終了し、店名を『ホルモン・焼肉 8 hachi』として再出発をしたそうです。8は縁起のいい末広がりの数字から。 おやじのせがれ時代から数えてこちらに居を構えて5年の歳月がたっているそうですが、コンクリートの雰囲気がモダンな印象を与えます。継承している部分と独自の路線とでオリジナルへと脱皮を遂げております。 【お通し・つまみ】・キャベツと胡瓜の生野菜・チャンジャ…辛めの味付けでコリコリの食感・韓国のり 【生もの】盛り合わせ(生ハツ、生センマイ、牛頬、牛タン)センマイの食感は面白い。ぷりっぷりでうし醤油とも酢味噌とも相性がいい。噛めば噛むほど甘みが出てくるハツにも注目。 【焼き物】・ヤン塩加減が抜群。皮の焼き上がりが香ばしく、これは最高の一品です。注文すべき一品。 ・ユッケユッケで〜す、と普通の焼肉が登場。あれ?と思いましたが、これがにくい演出です。目の前で片面だけあっさり焼き、それをスライスして卵を落とす。いわゆる焼きユッケという形で提供いただきます。 ・レバー…ニラと合わせてレバニラの形で提供いただく。 ・ミスジ山形牛を甘めのタレと濃厚な卵黄を一緒にいただく。タレはみすじ専用というこだわり具合。店員さんが絶妙な焼き具合の肉をくるッと丸めて皿の上に。すき焼きテイストで卵と肉の甘みが口の中で融合します。うまい! ・ホルモン…脂のノリはもちろん味噌ダレでいただく濃厚な味わいが何とも言えない。 ・ミノ…丁寧に下処理されたミノ。ネギと一緒にさっぱりいただく。 ・ゲタカルビ…中落ち。おやじ時代には印象のない塊肉。これがオリジナルの1つか。 希少部位や焼き方など1つ1つこだわりをもって提供いただく。こういうお店はおまかせでいただくのが一番です。ちなみに、おまかせでシビレの提供がなかったのは、オヤジとの決別ですかね。 お腹の空き具合と好きな部位を発声すれば、美味しいコースの出来上がりです。オヤジ時代の継承と決別。新しい焼肉店としてご活躍されることお祈りしております。 ―ホルモン・焼肉 8 hachi050-5890-3818東京都港区西麻布1-4-25 長寿庵 寿ビル1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13112299/