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2015.02.22 昼

岩手県で最も歴史が古い精肉店の絶品カルビ&冷麺!@肉の米内

焼肉・肉料理

盛岡・雫石

3000円〜4999円

★★★★☆

みちのくグルメツアーもついに最終日。一泊二日だけど、秋田から新幹線で盛岡まで移動してまいります。

盛岡は前回来たときは、わかりやすく『東屋』でわんこそばに挑戦しました。今回はその他の盛岡三大麺を制覇を目論みます。残りは冷麺とじゃじゃ麺。

まずは冷麺。といっても冷麺だけでは味気ない。当然焼肉もいただきますよ!そして、エピソード好きのおいら。岩手の中で最も歴史が古い精肉店がやっているという焼肉屋にロックオン。

ちょっと早く到着してしまったので、明治32年(1889年)の創業の精肉店のほうで予習をば。前沢牛らしいきめ細かい霜降りで、全ての部位がまばゆいばかり。なんでも、岩手県奥州市前沢区で肥育された黒毛和種の和牛を前沢牛と呼び、北国の自然豊かな風土が上質な脂を生み出すそうです。

そうこうしてるうちに「どうぞ~」の声。小上がりの掘りごたつが縦に並び、数席のテーブルが用意されてます。およそ30人くらい着席が可能。

・ユッケ
ついに解禁!と金赤の文字で宣言させるといかざるを得ない。まずは、ユッケをサラダ代わりにいただきます、目論見通り大量のレタスの下にとろ~り卵と生肉達。甘さが目立ちます。

・カルビ
これがいきなりの大当たり。さすがの精肉店の肉だけあって、上質な脂でけ溶けだす温度低い分、一瞬の焦げつきよるいい香りが充満します。焼く必要を感じないほど。何より素晴らしいのが秘伝のタレ。たっぷりのタレがついてるが、お皿に乗せられたニンニク香る胡麻入りのタレが絶品。肉の旨味を抽出した門外不出の代物です。

・冷麺
カルビの満足感にのり最大の目的冷麺をいただいてみます。冷麺のルーツは昭和29年ころ盛岡発祥の麺です。

前沢牛のすね肉や極太の骨を煮込んで旨味を抽出。透明な色味のどこに?と思うほど、旨味要素満載です。肝心な冷麺は、他の具材も含めて全て自家製。手打ちで仕上げた麺は太くて力強い。第一印象は柔らかいのに、力強いコシが食べ応えがある絶妙な食感を生み出します。

何より特徴的なのは煮しめた肉。さすがの精肉店クオリティー。柔らかさの中にしっかりした旨味。香ばしさを白ごまが醸し出し、全てが麺とマッチしていきます。

これはただ歴史を長く刻んだというだけの店でない。精肉店ならでは特徴をこれでもかというほど活用して絶品な素材を提供してくれます。芸能人のサインは多々並ばられ、メディアが取り上げる理由にも納得です。


肉の米内
019-624-2967
岩手県盛岡市紺屋町5-16
https://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3000013/

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