2015.02.19 夜 人気の理由が頷ける。若い店主の作るおでんは絶品です!@新橋 かま田 鍋・おでん 銀座・新橋・有楽町 3000円〜4999円 ★★★★☆ 新橋の路地裏。まだオープンから数えてちょうど6年ほどだそうですが、ずっと新橋にあったかのように街並みに溶け込んでいる。外からは窓ガラス越しにカウンターがうっすらのぞけます。今日もだめだろうと恐る恐るドアを開けると、なんと2席の空き。日頃の行いですかね。(いつも悪いことになっちゃうか。) 入店してみると、奥に小上がりの座敷があり10人超のスペース。外観からの印象と違い、30人ほど着席可能なお店のようです。新橋の路地裏にしてはコストも平均以上でも人気を継続する理由を探ってみます。 料理としては、おでんだけではなく魚介料理も充実しております。席について一番最初におススメされたのもお刺身でした。おでんへの助走にいただいてみましょう。 【酒のつまみ】・刺身の盛り合わせ(本マグロ、白海老、ホウボウ、北寄貝、白子、柳蛸)冬場の本マグロと恥ずかしくない脂ののりが最高レベルの天然本マグロ。これだけでも評価が非常に高いですが、その他も安定したレベルのお刺身を提供。柳蛸などは歯ごたえが自慢というだけある筋肉質な食感を楽しむことができました。 ・のどぐろ脂がよくのっていて日本酒へといざないます。魚のレベルも普通に高く、おでんにいくのを躊躇してしまいます。 【おでん】・さがみっこ 半熟卵ブランド卵。聞けばおいらの大好きな神楽坂『蕎楽亭』にも卸してるさがみっこという卵。まろやかな味が濃厚で凝縮された味が一瞬で口の中に広がる。なんてまろやかな味でしょう。 ・はんぺんこれは必食メニューの1つ。片面のみを9時間煮込んだというはんぺんが美味。煮込まれた分出汁を十分に吸い、ハンペンの気泡を埋め尽くす。出汁はさっぱりしてるのでしつこさもなく好感度が高いです。 ・大根・うずらボール・ウインナー巻き・牡蠣 その他、すべてのおでんのレベルは平均を上回る。大根の柔らかさと甘さ、牡蠣のクリーミーな具合、もう一度来訪したい気持ちを高めていきます。 【〆】 豆腐ご飯 店主はまだ30代だろう年齢。若さと比例せずに料理の作法に無駄がない。カウンターの席をいただきましたが、満席で20人~30人規模の人数の料理をこなしていくのは素晴らしい。かといって黙々とではなく、おいらともコミュニケーションをとってくれ、なんとも気分のいいお店でした。日頃の行いがいい時に並ばずに入れることを祈ります。また行きたいと思います。 ―新橋 かま田03-3502-5133東京都港区新橋2-11-5 長谷川ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13079995/