2015.02.14 昼 まさに虎穴に入らずんば虎子を得ず。@虎穴 中華料理 東京・日本橋 〜999円 ★★★★☆ 人形町在住ですが、ついつい食事は駅前や甘酒横丁方面に向かいがち。たまには馬喰横山方面を探索してみます。マンションが多く周辺は完全な住宅地ですが、白い壁に水墨画のような単色の虎が目立っております。平日であれば昼時は行列ができるので、迷うことはありません。 店内はカウンターが2つ。調理場の前に4人。店の壁に6人が着席可能。その他はテーブルが5つゆったり配置しております。店内はこだわりの石壁で、竹と虎のデッサンがあり、まるで屏風絵のよう。 メニューは、大きく3つ。坦々麺、汁なし担々麺、麻辣麺。辛さと山椒の量を選択できます。さらに、+50円で激辛へのアップグレードが可能です。 ■汁なし坦々麺(辛め・山椒多め) 820円独特な胡麻の風味。胡麻の風味と辣油の辛さが絶妙に融合しております。その風味をもちもちの太麺がよくすうこと。汁の必要性を感じません。パリッと食感のある山椒はピリッとしてアクセントというより主役クラスの働き。肉味噌と混じり合い非常に美味。汁がないぶん、じっくりと味わうことができます。 さらに、味付きのわりとしっかりめな温泉卵と相性がいいこと。これは最も好きな担々麺の1つになりました。 ■麻辣麺(辛め・山椒多め) 820円大量のニラが敷き詰められ、その上にひき肉達がレイアウト。このニラの貢献度が高いのか、薬膳ぽい味が深みとして脳に認識されます。 山椒と辣油の効いた一品で咳き込み続けるのはご愛嬌。コシのある細めの中華麺と麻辣を吸い付くしたひき肉がマッチしていて、こちらは癖になる一品でした。 虎穴に入らずんば虎子を得ず。まさにです。虎穴に入り、虎の子の担々麺をいただいてみてください。 ―虎穴03-6661-9811東京都中央区東日本橋3-5-16 仙石ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13098919/