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2015.01.29 夜

大将の人柄だけでも通いたくなる。水天宮前の割烹料理。@一寛

日本料理

東京・日本橋

10000円〜29999円

★★★☆☆

水天宮前。情緒あふれる街並みを形成する人形町と目と鼻の先。大通りとして横たわっているのが新大橋通りですが、この大きな通りと反比例するかのようにこじんまりした雰囲気のある店が存在します。

『一寛』

赤坂の言わずもがなの名店『赤坂津やま』のご出身だそうです。料理の節々にも名残を感じます。ちなみに、おいらの大好きな西麻布『真由膳』も兄弟弟子のお店だそうです。

メニューは、コースのみ。唐津(4500円)、萩(6000円)、楽(8000円)の三つ。楽コースが、先付、お椀、お造り、焼き物、炊合せ、酢の物、お食事の構成。萩コースは、-酢の物。唐津は、そこから、-お椀と食事の鯛茶漬けが稲庭うどんにかわります。

なんとも謙虚なことに萩コースをおススメいただきましたが、折角なので楽コースをいただきます。

【先付】
■フグの煮こごり…フグのコリッとした食感と出汁がつまった煮こごり。上品な仕上がりです。

■山芋と甘エビをあわせたもの…山葵が味の、飛子が食感のアクセント。甘エビもしっかりしている。

■飯蒸し…津やまスタイルの鯛の中落ちの飯蒸し。配慮も味も優しいです。

【お椀】
■からすみ椀
珍味のお椀とは珍しい。美しく散らされたふぐねぎ。極細で柔らかく癖のないネギは、いずれの食材も邪魔をしません。存在感のあるとろろ昆布といただきます。からすみは椀というより個別で日本酒のつまみとして機能します。

【お造り】
■お刺身(メジマグロ、アオリイカ、平目)
・メジマグロ
・アオリイカ…弾力というより多少ねっとりな食感。足はうまい。
・平目…お刺身自体は普通だが、皮の湯引きもセットで、こいつが口の中で独特な味を醸し出す。

【焼き物】
■鯛のカブト焼き

【酢の物?】
■自家製塩辛・卯の花・あん肝
前者は、弾力のある仕上がり。後者は、風味豊かな一品。あん肝は溶ける~!というものではなくしっかりした食感。これはこれで美味。ミョウガやネギとサッパリいただけます。

【炊合せ】
■大根と様々な食材の炊合せ
これはうまい!大根を土台に、鶏肉、お揚げ、サヤエンドウ、人参と小さなお椀に彩りのある盛り付け。柔らかく炊き込んだ大根が出汁をすいまくり。鶏肉にも出汁がまとわりつき、食材の一体感が1つの食べ物のようです。

【お食事】
■鯛茶漬け
こちらも津やまスタイル。白味噌の甘味が濃厚さを形成していて、ほっぺたが落ちる系です。そのまま食べればご飯を全速力で進ませますが、お茶漬けにすればお茶と相まってさっぱりした味に仕上がります。アクセントになっている多少の酸味は梅干しが隠し味になっている模様。

最後は白玉ぜんざいをいただいてコース終了。

カウンターで一人だったことも手伝い、大将との会話も楽しませていただきました。しかも話をするときは包丁を止めて目を見て話す。非常に好感度の高い大将です。綺麗な奥様と切り盛りされていて、なんとお子さんが4人も。仕事観や人生観、恋愛観までも勉強させていただきました。


一寛
03-3639-8211
東京都中央区日本橋蛎殻町2-5-3
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13050210/

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