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2015.01.11 夜

但馬牛のユッケは必見。最高クラスのコスパを実現。@日本橋イタダキ

焼肉・肉料理

東京・日本橋

5000円〜9999円

★★★★☆

退院から全力疾走中。うなぎ、らーめん、らーめんに続いて肉です。

人形町と言えば、焼肉よりもすき焼きですよね。『今半』『日山』『玉ひで』とそうそうたる面々が顔を揃えます。いづれも老舗の人形町の重鎮です。別に比較しても仕方がないですが、こちらのお店もオープンは2000年と余裕の10年越え戦士です。人形町在住1ヶ月のみで語るもおこがましい。

ビルの2階。各テーブルに七輪が置かれます。さっそくメニューを拝見。但馬牛、神戸牛と景気のいいブランド名が並ぶ。ちなみに但馬牛の中でも高級なものを神戸牛と呼ぶそうです。

【つまみ】
■爆菜(Level 2)
唐辛子とニンニクで味付けをした白菜。レベルを1〜3で選択することができます。レベル2の時点でも店員さんが心配する程。真っ赤な見た目がすでに辛いです。お酒との相性抜群ですが、食べ過ぎるとこの後の肉の旨味を感じる舌が痺れてしまいそうです。

【肉!】
■但馬牛ユッケ
ちょっと冷凍ぽい温度が気になるが、味自体は絶品です。濃厚な味付けで卵ともよく絡み自信をもってオススメできる一品です。トリュフやウニを入れたパターンもありますが、単体でも十分勝負できるお味です。

■炙り純レバー
ユッケ同様、濃厚な味付け。肉厚で臭みもなく、そっと炙る程度で美味しくいただける鮮度で提供いただけます。

■特選イチボ
イチボの中でもさらに希少な部位を使っているとか。この店のレベルの高さからすると、もう旨いは普通。甘さと肉の旨味の共存している一品です。切り口の厚みがバラバラなのはご愛嬌。

■五臓六腑(小盆盛)
・タン下…溢れ出す肉汁がセクシーです。食感もしっかりしております。内蔵の脂祭りスタート。
・レバー…既出
・シビレ…コラーゲンの塊。旨味だらけの脂が口の中に広がります。
・ギアラ…香ばしさが加わり食感含めてうまい

■ウニの上ロース巻き
お店のエンターテインメントの1つ。店員さんがつきっきりで焼いてくれます。まずは牛脂をたっぷり。表裏をペタペタと軽く焼き付け、雲丹をそっとのせます。くるっと肉で巻いた形で目の前の皿に提供してくれます。

主役の二人。終盤に融合するが、ややウニが強い。喧嘩しているわけではなく確実に旨いのだが、掛け算ではなく足し算という感じ。想像通りの美味しさです。

【〆】
■ユッケジャンクッパ
本当に辛いユッケジャンと銘打ち、ご丁寧に「爆」のマークまで。辛さは希望を聞かれます。爆菜がちょうどよかったのでレベル2で発注。確かに辛いけど、乱暴に唐辛子を投入するとうことではない。旨味たっぷりの肉汁がスープに溶け出し、このコクがご飯と合わないはずがありません。

但馬牛や神戸牛のブランド肉を安価で提供する経営努力。ウニやトリュフを組み合わせるなど、素材だけに頼らない味付けへの創意工夫。

これは確実な再訪店。次はこだわりのマッコリをいただいてみようと思います。


日本橋イタダキ
03-3639-3577
東京都中央区日本橋富沢町10-15 勢州屋ビル 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13022343/

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