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2014.10.06 昼

親子丼という冠の中で突出したオリジナリティー!@末げん

日本料理

銀座・新橋・有楽町

1000円〜2999円

★★☆☆☆

【超高級店をランチで安く食べ尽す!シリーズ24】※食べログにて夜の1人単価が1万円を超える店

「かま定食」 1080円

三島由紀夫の最後の晩餐として知られる、老舗鶏料理のお店。新橋の喧噪の中に立地してますが、店内は畳敷きでゆったりとした内装に時空移動した感覚に襲われます。接待向きの料亭の趣すらございます。

名物料理のかま定食をいただくわけですが、これ魚のカマではありません。鍋釜という符合で厨房管理をしていたそうで、鍋が水炊き、釜が表します。この名残でがご飯=丼となり、かま(釜)定食となったそうです。

メニューの説明書きには、挽き肉の親子丼とありますが、食べた印象は、卵かけごはんに挽き肉をまぜたという感じです。卵は半熟で挽き肉はパサつくことなくご飯と一体化。これが、おいらが思う卵かけごはんたる由縁です。

味は割り下が甘いのでしょう、かなり甘い仕上がり。三つ葉のアクセントには助かりますが、正直完食までには少し飽きが来てしまいます。オリジナリティーという意味では突出してますが、好みかどうかはまた別問題。スープは生姜の効いた鶏スープ。こちらが少し辛めなので、バランスをとろうとしてるのでしょうかね。

かの三島由紀夫は切腹を覚悟した前日に、この甘さを感じることができたのでしょうか。涙で塩の味がしたのかもしれません。


末げん
03-3591-6214
東京都港区新橋2-15-7 S-PLAZA弥生 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002893/

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